
バンコクってどんなところなんだろう

バンコクの寺院ってどんな感じ?

バンコクで美味しいものを食べたい
こんな疑問にお答えします。
✔︎ 本記事の内容
・ココナッツの馥郁たる香り マッサマンカレー
Contents
この旅について

2019年2月、10日間で東南アジアをカンボジアからシンガポールまで南下する一人旅に出ました。予算は8万円くらいです。
前回に続き、今回はバンコクで訪れた王宮、ワットポー、ワットアルンといった寺院と絶品のマッサマンカレーについてお話しします。
寺院巡り
ワット・プラケオ

また暑い中歩き出してワット・プラケオへ。タイの中ではべらぼうに高い500バーツの入場料を払って入場。
どこかで目にしたことのあるような金色の塔と、一昨日訪れたアンコールワットのレプリカ、そしてタイで最も大事にされているエメラルド仏と印象的なものが多かった。とにかくタイらしさを感じるスポット。暑すぎてくたばっているから日陰で休憩し、今度はワット・アルンへ向かう。
チャオプラヤ川を船で渡る

チャオプラヤ川沿いの道を歩くこと10分くらい、船着場へ到着。少し薄暗く、狭苦しい乗り場に乗客が密集していて、ディズニーランドのボートに乗るのと同じような感覚に至る。
ディズニーランドと違って、チャオプラヤ川は現実の世界だし、物語でできた世界でもない。しかもチャオプラヤ川横断に必要なのは4バーツだけ。たった4バーツで移動もできて、どこかアトラクションのようで楽しい体験もできるのは珍しい。ただでさえ物価の安いタイでもこの船のコスパの良さは際立つ。
川なのによく揺れる船だった。日本とは違って、幾多もの大型船が行き交うチャオプラヤ川。対岸にはワットアルンが見えて、少しずつ近づいて来る。
ワット・アルン

ワット・アルンに到着。短パンで来てしまい、宗教上の理由で入場できなかったおばさんから運良くチケットを譲り受けた。一人で旅していてよかった。
ワット・アルンは白い。白すぎる。先に訪れたワットプラケオはどことなく日本の仏教施設に通じるところを感じるが、ワット・アルンに関しては完全に別物。どちらかというとインドの影響を受けているのだろうか。いつかタージマハルにも行ってみたいとか思いつつ、ワットアルンを一周。白さに見惚れて眺めつつ休憩しつつ、飽きてきた頃合で船に乗って帰る。
ワット・ポー

そして今度はワット・ポーへ。お釈迦様が横になっているアレ。日本語ガイドで北枕かつ右腕を下にした姿は涅槃の姿、ということを聞いたが確かにそうなっている。大きい。金色。宗教的な物珍しさを楽しむという点では、日本人が東大寺で大仏を見る感覚に近いのかもしれない。

日本の仏像とは色も形も違って面白い。金色の仏像以外にも見るべきものはあって、ワットポーの構内をしばらく彷徨う。
チャオプラヤ川越しのワット・アルンの夜景をみたいと思ってやってきたが、どうやら公園は工事中のようで諦める。近くにカオサン通りがあるようなの30分くらい散歩してみる。
カオサン通り

カオサン通りは僕の頭の中の東南アジアのイメージと見事に一致した。バンコクの中心部はかなり発展しているけれど、カオサン通りはいい感じの古臭さが残る地域だった。安そうな宿、飯屋、お土産店が揃い、まさに東南アジアの喧騒の中に自分がいる。

外国に来たらなるべくマクドナルドに行くことにしていて、I love KHAOSANで知られるマクドナルドを見つけたので入店。15バーツでチョコのかかったアイスクリームをいただく。暑い中食べるアイスはただでさえ美味しいのに、こんなに安いなんて信じられない。レシートについているパスコードでWi-Fiが使えるようになるのは最近の流行りなのか。
サイアムパラゴンで夜ご飯
カオサン通りを後にして、今度はバンコク中心部にあるサイアム駅へ。サイアム駅に隣接してサイアムパラゴンというショッピングセンターがあって、フードコートを目当てにやってきた。フードコートは一人旅の食事の味方。同じように一人でご飯を食べている人もいるから寂しさを感じることも少ないし、それなりに楽しめる。今日はトムヤンクンを食べたい。サイアムパラゴンの1階には各種タイ料理の揃うフードコートが広がっていて、6時過ぎだったこともあってなかなかの賑わい。

トムヤンクンヌードルとサラダが今日の夜ご飯。トムヤンクンの辛さを調節できるのは本当に助かった。ナンプラーを始め、東南アジアの匂いが詰まった一皿。辛くなければ美味しい。サラダは量がやたらと多かった。
フードコートの隣に大きなスーパーがあったから、そこで明日の食料とお土産を少々購入。海外にありがちな大きめなスーパーで、日本産の果物も多い。大井川の文字をタイで目にすることになるとは思いもしなかった。ポン菓子のニンジンのタイバージョンを見つけたので購入。帰ってから食べるのが楽しみ。
BTSとMRTを乗り継いで帰路へ。どちらも切符を買うまでに時間がかかる。入場するのにも時間がかかる。そしてひどい混雑。日本のシステムはよくできているなあとこんなところでも実感する。日本はそもそも券売機も改札機も数が多いし、多くの人がSuicaみたいなカードを持っている。しかもタッチする時間も一瞬。この差が積み重なるとかなり待たされることになる。
マッサマンカレーを食べに
今日は8時過ぎの起床。しばらくダラダラしてから10時過ぎに出発。バックパックはどんなところでも移動できるのはありがたいが、荷物の整理がしにくいのが難点である。
タイであと食べたいものといえばマッサマンカレーくらい。シーロムという街も見ておきたかったので、とりあえず何も計画を立てずにシーロムに向かう。MRTでファランポーンの2つ手前の駅。
シーロムはバンコクの丸の内と聞いたから、東京駅と皇居に間のちょっとかっこいいビル群とその足元に広がる洗練された街並みを想像しながらやって来たがさすがに違う。確かに都会ではあるが、丸の内ほどではない。
昨日ネットで見つけた有名なマッサマンカレーの店に行くかどうか結構迷ったが、迷っている途中に地図を開いてみると1.3kmとの表示が。これは行けると思い歩いて向かうことにする。日陰を探しつつ歩くが、暑いことに変わりはない。汗だくになりながら、さらに汗をかく食べ物を求めて歩く。20分ほどでヒンドゥ教徒の暮らす地域の街角にあるカレー屋さん、Krua Aroy-Aroyに到着。

早速チキンのマッサマンカレーとライスも注文すると、一瞬で出て来た。恥ずかしながらマッサマンカレーが辛くないことしか知らずにやって来たのだが、これは仰天するうまさ。僕の中でとりわけ美味しいゾーンにヒットする食べ物だったことは間違いない。
すぐに引いてくれる許容範囲の辛さがある一方で、ココナッツが濃厚な甘さを運んで来る。タイ米も美味しい。この旅で食べたもので1、2を争う美味しさだった。辛さはすぐに引くとはいえ汗だくになって店を出る。あの暑さの中を歩く気はしないので、帰りはバスでシーロムまで向かうことに。
道を渡るとすぐにバス停があって,77番のバスはすぐにやってきた。車掌さんに伝わっているのかわからないがシーロムというと10バーツで良かったらしい。行きに見たシーロムの記憶を頼りにシーロムっぽいところで降りたらちょっと早かったようで、結局蒸した晴れ空の下をいくらか歩くことになった。シーロムからはMRTに乗って終点のファランポーンへ。
続いて、タイ国鉄の寝台特急で一路マレーシアを目指します。
続きも更新していきます。何かあればコメント、DMなどお気軽にどうぞ!
コメント