【バルセロナ】カタルーニャ音楽堂とランブラス通り【ヨーロッパ周遊の旅2】

旅行

✔︎ 本記事の内容

・カタルーニャ音楽堂
・ランブラス通り
・ボケリア市場

この旅について

2019年3月、2週間でヨーロッパを周遊してきました。訪れた国、場所は次の通りです。

  • スペイン:バルセロナ
  • フランス:パリ、モン・サン・ミシェル
  • スイス:チューリッヒ、ツェルマット
  • イタリア:ミラノ、ベネチア、ローマ
  • オーストリア:ウィーン
  • スロバキア:ブラチスラバ
  • ハンガリー:ブダペスト
  • バチカン市国

バルセロナとローマ・バチカンは一人旅、それ以外は4人で行動しました。基本的に電車移動で、ブダペストローマ間だけ飛行機を使いました。

今回は、バルセロナ1日目。カタルーニャ音楽堂・ランブラス通り・ボケリア市場といったエリアの様子をまとめます。バルセロナの見所は狭いエリアにまとまっているので、効率よく回れます。

カタルーニャ音楽堂

空港から鉄道でバルセロナ市街へ。Passeig de Gracia駅で降りて、いよいよヨーロッパの街に一歩踏み出す。街並みはイメージ通りのヨーロッパの景色で、妙に感動してしまった。

宿に辿り着くと陽気なスペイン人が出迎えてくれる。14時にならないとチェックインできないけれど、それまで荷物預かっておくよ、というところまでは予想がついた。地図あげるよ、朝ごはん食べていっていいよ、スリに気をつけろ。などなど早速親切にしてもらう。

クロワッサンとミルク、オレンジジュース、ゆで卵とシンプルな朝ごはんをいただく。今日はカタルーニャ音楽堂まで散歩して、そこからゴシック地区やラブランス通りを散歩して早めに帰ってくることに。まずはカタルーニャ音楽堂を目指す。

スリに気をつけろと言われただけに、大体の地図を頭に叩き込んで出発。頭の中の地図を頼りに20分ほど歩くと目の前に音楽堂が現れた。地図を覚えるのはかなり得意で、コツは常に東西南北を意識すること。自分がどちらの方角に向かって進むのかイメージすると楽。

ツアーは11時から。最初にリハーサル用のホールで映像を見る。この音楽堂が世界遺産であること、音楽と建築という芸術の融合であることなどを教えてもらう。芸術の融合とか言われても僕にはよくわからないから、早くステンドグラスを見せて欲しい。

ビデオが終わるとようやくコンサートホールへ移動。ステンドグラスが見えるか見えないかの瀬戸際で一旦呼吸を置いてからご対面。息を飲む美しさという表現がぴったりだった。見たかったステンドグラスはまさにこれ。地中海からの陽光が差し込んで、天井が色鮮やかに輝く。

ヨーロッパに行く理由の一つはステンドグラスを見ることだったのだが、ヨーロッパに上陸して3時間と経たないうちに達成してしまった。

ゴシック地区・ランブラス通りへ

音楽堂を後に、「何気ない街中の風景も綺麗だよな」とぼちぼち写真を撮りつつ歩いていくとゴシック地区に突入。ゴシック地区がどんな街なのかよく分からずに来てしまったが、宿のあるエリアよりも古い時代にできた街のよう。影が入り組む路地裏が何とも言えない。途中でガタイの良い黒人に囲まれて、恐怖と戦いながら足取りを早めて光の差し込む方向へ。すると偶然レイアール広場に出た。

早足で歩いたからか少し体が熱い。3月のバルセロナの朝は少し冷えるけれど、昼はどんな格好でも街を歩ける。ダウンでもいいし、半袖短パンでも気持ちよさそう。バルセロナだからなのか、3月だからなのかは分からないけれど、不思議な気候である。

レイアール広場からまた細い道を抜けて今度はランブラス通りへ。バルセロナのメインストリート。多くの人で賑わうけれど、日本と違って人と人の間隔が広い気がする。体が大きいだけか。

ランブラス通り沿いのパスタ屋さんで昼ご飯をいただく。「スペインでパスタ?」という気持ちもあるが、無性にパスタを食べたくなった。スペインに来たということでトマトと牛肉のパスタを注文。折角だからモッツアレラチーズも付けてみた。

小さいことのみが少々不満。味はめちゃくちゃ美味しい。かみごたえのある太い麺に、本場のトマトが絡むと絶品。モッツァレラチーズもいい味を出している。完璧。スペインの飯は美味いと聞いてきたけれど、初っ端からいい昼ご飯に巡り会えた。

ボケリア市場

気を取り直してボケリア市場へ。市場もまたスペイン感の強いところ。果物、野菜、そしてスペインならではのハムが所狭しと並んでいる。居るだけで元気になれる空間。果物詰め合わせ€1.5とサラダ€3に心を惹かれて迷った末にサラダに。見た目以上にとんでもない量だった。一人で食べるものではない。

市場を後にしてホテルへ向かう。時差ボケも正体を現しはじめているし、夜ご飯は宿でどうにかしよう。というわけで途中に見つけたスーパーに寄り道。今までと物価が全然違う。水も安いしお菓子も安い。サンドイッチも日本の3倍はあろうかというボリュームで€1.7。パンはとにかく安い。日本でいう惣菜があれば良いなと思ってスーパーに入ってみたのだが、そういうものはなくてハムとウインナーばかり。物価の高いヨーロッパを貧乏人が旅するには、スーパーの世話にならずにはいられないと悟る。

カタルーニャ広場を横目に宿を目指す。バルセロナにはやたらとレストランが多い。道端にもテラス席みたいなところが多くあって、多くの人が平日の昼間だというのに酒を飲んで、肉を食って、ピザを食べている。「これが本場のシエスタなのかな」「失業者なのかなー」なんて思っていると宿に到着。チェックインしてこの日はおしまい。

まだ15時前だというのに一日を終える。スローでしかも短い一日。もっとも、日本時間では23時なのだが。

タバコを吸う人が多いけれど、なぜか日本と違ってうざったさがない。そしてどこまでも青く太陽と飛行機雲が目立つ空。これくらいが初日のバルセロナの印象。

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